12/07/2023

YAMAHA DX250 作業開始

 YAMAHA DXの作業内容が決まりましたので進めていきます。

キャブレターですが、ひどい詰まりはなさそうです。エアを通しておきます。

ポイントのタイミングも調整します。ピストンの高さを見て上死点前を出して合わせました。


フロントフォークのインナーチューブに錆があります。ちょうど駆動部分でもありますので、再メッキすることになりました。
時間のかかる作業になりますので、先に外注にだします。
フォークのオイルシールはずしました。あとはシールの交換と部品の洗浄です。
フロントブレーキの洗浄とグリスアップします。メーターのグリスも綺麗にして新しいグリスに交換しましょう。

フォークが組みあがるまでこの状態です。
フロントにジャッキをかけてリアブレーキの整備します。工程はフロントブレーキ同様です。
オイルポンプも分解修理することになったので、クランクケースカバーの右側を開ける必要があります。オイル抜いて作業に取りかかります。
オイルポンプの経路をはずしたらすんなりケースカバーは外れます。
左側の回転をとる方の軸はひどい錆などは見受けられません。
次回オイルポンプ本体をばらします。


若林

11/29/2023

YAMAHA DX

 YAMAHAのDX整備見積りします。

エンジンはかかり動きはする状態のようです。

オイルの漏れがあったりインナーチューブに錆がでていたり。
古いバイクの不安箇所をどれほど取り除いておくかは人それぞれですね。
現状把握したところで、またオーナー様と打ち合わせします。


メグロのバイクです。


リアのタイヤは太く小さいです。荷物がたくさん積める実用車。

オートラックというそうです。
エンジンは馴染みある構造です。
S8と同じですかね?

今回もバラシて再塗装、再メッキです。


若林

11/07/2023

XS650 整備

 いろいろと部品が届きましたんで、作業を進めます。

まずはタコメーター取り出し部分のオイル漏れです。

オイルはOリングによって止められています。

続いてこちらの進角
とポイントのオイル漏れです。
貫通したシャフトを留めるナットを外すときは進角側のナットを抑えておく必要があります。
進角側は粉っぽい汚れがありますね。
バラシて綺麗にしておきましょう。
張り付いたガスケットをはがします。
オイルシールとガスケットとOリング交換します。
組み付けてもとに戻します。
カムチェーンテンショナーにもオイル滲みがあるようです。
面研して、ガスケット製作して取り付けます。
キャブレターは綺麗な状態でした。
続いてこちら
オイル漏れです。オイルシールが3か所になりますが、スプロケット裏とプッシュロッドのオイルシールは段があるのでクランクケースを割らないと交換ができません。
シフトチェンジシャフトのオイルシールを交換します。
チェーンで傷がついていたのでペーパーでならしてオイルシールが傷つかないようにしてから交換です。
スイングアームのガタがひどかったので、ブッシュ交換します。

ポイントの接点の荒れを修正して、タイミング調整しました。
灯火類の確認ですが、左ウインカーが点かなかったので、点検して修正したところ。
点きました。


ハスラー90はあらゆるところが錆で接点がだめになっていたり、配線がちぎれかかっていたりしていました。
試乗しました。
さすがの2ストローク、いい加速します。


若林

10/26/2023

MX整備

 EndlessSummerのエントリーが開始しました。

よろしくお願いします。

(エンドレスサマー前に書きましたが、下書きのままアップロードしていませんでした。)


MX250のフロントフォークインナーチューブを再メッキするためにばらしていきます。

オイルシールが見えないくらいに錆なのか土なのかがたまっています。

バラシて洗浄しました。消耗部品は交換になりますが、その作業はインナーチューブが返ってきてからします。
動きの渋いハブベアリングも交換します。
スポークをばらして、サンドブラストして、マスキングして塗装準備完了です。
クランクの右側のオイルシールを交換します。
古い車両はいつオイルシールが抜けてもおかしくないですからね。変えれる時に変えておきましょう。
フリクションプレートも交換します。
バスケットは段が出ているので修正します。段が出るとプレートが引っかかってしまいます。
内側もこんな感じ。
面研もしたので、あとは閉じるだけです。
エンジンを反対に向けてジェネレーター側です。
発電にはインナーローターが使われています。
オイルシール交換しました。
ハブとパネルの塗装が仕上がりました。
チャンバーの中を綺麗にしておきます。そして耐熱塗料で塗装します。
スポークを組んで完成です。
綺麗になったチャンバーを取り付けました。
ガソリンコックは詰まってました。洗浄します。
錆まみれだったタンク内は錆取りして綺麗になりました。

ひとまずMXの作業はここまで。


若林